膵臓は胃の後ろに位置し、左右に細長い形をしており、食べ物の消化に必要な消化液を分泌したり、血糖値の調整をする役割をになっています。
慢性的な膵炎になると徐々に膵臓の機能が弱まり、糖尿病を発症しやすくなります。
急性膵炎
膵臓(すいぞう)はどこにある臓器?
急性膵炎の原因
アルコールの過剰摂取が主な原因ですが、他には胆石、脂質異常症、薬によるもの、原因不明の突発的なものがあります。
急性膵炎の症状
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- 上腹部の痛み
- 背中の痛み
- 吐き気
- 嘔吐
- 発熱
- 下痢
- 体重減少
急性膵炎の検査・治療
血液検査、腹部超音波検査、Ⅹ線検査などを行います。膵炎の原因や重症度によってはさらに追加の検査が必要になります。
急性膵炎は緊急入院となる場合がほとんどで、軽症の場合は入院ですい臓を安静に保ち、痛みを和らげることで1週間ほどで完治します。
重症の場合は集中治療で全身管理が必要となる為、長期の入院が必要になります。絶食や腸管への栄養補給、薬物療法により治療をします。