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食道裂孔ヘルニア

2022.04.16
  • #のど・食道のつかえ感
  • #腹痛
  • #食道の疾患

食道裂孔ヘルニアとは

胃の一部が胸腔内(左右の肺や心臓など胸部の臓器全てが入っている空間)に上がってしまい、胃の内容物が食道に逆流しやすくなっている状態です。多くの場合、逆流性食道炎を合併しています。

食道ヘルニアには、生まれつきのものや外傷性のものもあります。

 

食道裂孔ヘルニアの原因

食道裂孔を支える筋肉が、加齢や生まれつきによりゆるんでしまい、胃や食道の逆流を防止する機能が弱ってしまう為です。

 

食道裂孔ヘルニアの症状

  • げっぷ
  • 胸やけ
  • 嘔吐
  • 胃酸や飲食物の逆流
  • のどの違和感
  • つかえ感
  • 胸の痛み

 

食道裂孔ヘルニアの検査・治療

検査にはバリウム検査や胃カメラ検査を用います。胃カメラにより食道と胃の接合部を観察することで、食道裂孔ヘルニアの有無や、種類について診断することができます。

 

症状がほとんどない軽度のものであれば経過観察を行います。ヘルニアが大きい場合には手術が必要となることもあります。

 

 

 

 

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